ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

知識について

知識とは人間が受け取る外部の情報のことである。人間が営々と積み上げた成果である。コミュニティー文化によって多種多様な知識がある。そのコミュニティーを超えて知識は伝播し、多様な文化を人間は受容することができる。時代によって異なるのはもちろん…

行為者と受容者

人間の行動には行為と受容があります。両者は完全に非対称をなしており、全く違う行動です。行為とは自分が積極に何かを行う、能動的行いです。これには競争を伴っています。商売を行いものやサービスを買ってもらう行為、政治行為、選挙、芸術行動、思想な…

現在の政治状況について

皆さん今の政治状況に満足していますか。安倍さんの政治気に入ってますか。評価が分かれるのは外交についてです。うまくいっているとは思えませんよね。今の外交を大目に見るか、我慢できないかで安倍さんの評価は分かれるのでは。保守も頑張っているのだか…

ポスト構造主義の立ち位置

ポスト構造主義は社会主義に取って代わる思想として運命つけられた。社会主義とは労働者に対する関心とユートピア思想からなっている。労働者が中間層となり消費社会を迎えることで社会主義の現代性というのは失われた。それに取って代わるのがポスト構造主…

左の行方

左について書こうと思います。なんだか苦戦しそう。日本ではリベラル、左翼、社会主義いろいろ言われているようです。厳密に言うとそれぞれ意味が違いますか、保守に対して左という感じです。進歩派、新自由主義ともちょっと違う感じです。政党でいうと共産…

ポストモダンの時代の知識人

大衆文化が盛大になって、大衆だけじゃないと言うことを正当化するためにポストモダンを援用したことがある。大衆文化も認め知的な世界も生き残るために。民主主義では大衆化が進み、右と左のセクトの勢いが増している。知識人はどこに居場所を求めればいい…

大衆

大衆という言葉は非難して使っているわけじゃありません。読んでいただけるとわかると思いますが。多数派というか普通の人のことです。日本では知識層が弱く大衆文化が旺盛を極めています。政治においては民主主義があげられます。民主主義はプロの言う政治…

アメリカの東アジア政策と日本

オバマさんはアジアを重視している。アジアを重視するとは経済をだ。中東の殺伐とした状況に嫌気がさしているのだと思う。アジアにフレンドリーな経済圏を作ろうとしている。もちろんアメリカの産業を伸ばすためだ。TPPもその一環だと思う。韓国、中国にも参…

ネトウヨ時代の外交

国内ではネトウヨが勢力を伸ばしている。中国、韓国がそれに対して反発している。外交問題となってきた。田母神さんの善戦が示すように、民主主義の場では一定の地位を示すようななった。それにつれてプロの保守の論客の方は口が堅くなってきた。彼らは自分…

池田信夫 blog : 「15年戦争」を生んだ現場主義

池田信夫 blog : 「15年戦争」を生んだ現場主義 [evernote:c920943094eb7994d6bf0ba2fdb3aaa9 アップロード中] http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51887613.html 2014年02月13日 12:03 カテゴリ 本 「15年戦争」を生んだ現場主義 アゴラこども版 で解…

政治のポストモダン化

政治が過激な保守に影響されている。中国、韓国との歴史問題を通して、日本の政治の中にも保守的概念が浸透してきたことがわかる。保守もいろいろあるが、排外的な保守は国際分業という現実を認識できない、現代社会を部分的にしか理解できないものたちから…

世界観

人々はそれぞれの世界観を持っています。日本が大事だと考える保守も、国際分業で現在社会が成り立っているという常識派もそれぞれの世界観で話しています。それぞれの判断の根拠となる常識が違うのです。これは当たり前だけど驚嘆すべきことです。各人がそ…

オリンピック

ソチでオリンピックをやっています。日本勢の活躍も伝わってきます。みんな楽しんでいるようですね。でも、なんだか私には違和感があります。国家が出過ぎでは。国の大行事となってしまっています。大きな設備投資、競技場、選手村の建設などです。ソチでは…

雑感

中国、韓国との間がぎくしゃくしています。両国の話を聞いていると被害者意識に起因する、批判感情であふれています。政府の公式見解がこれですから。日本はどう対応したらいいのでしょうか。ただ謝っていればすむという気はしません。かえって火に油を注ぐ…

アベノミックスの出口戦略

そろそろアベノミックスの出口戦略を考えてもいいのでは。アメリカがテーパーリングを始め、日本もそろそろというところ。日本では消費税の増税があり、その後財政再建という難問が控えています。簡単に出口戦略というわけにはいかないでしょう。買い取りを…

ネトウヨ

保守保守と連発していたら、保守にもいろいろあると指摘されました。厭韓、厭中のネトウヨを頭に描いての話です。彼らはなぜあんなに中国、韓国を非難するのでしょう。彼らのイメージの中には国際分業や国際協調がないのでしょう。中近東から石油を持ってき…

保守と政治

保守と政治は本来つながるものだろうか。保守の人たちの主張を聞いていると国益に関することは乏しい。日本海が東海になっても、靖国に参拝しても国益には影響しない。それぞれが国内運動として頑張り課題を実現していけばいいのでは。政府という公的なもの…

雑感

今の世の中は資本主義と民主主義とポストモダンで出来ている。資本主義は他の人とのコミュニケーションで、世界的な分業をなしている。社会の惰性の部分と新しもの好きの混交。政府はコントロールできない資本主義をリードできると錯覚し張り切っている。資…

ファシズムと日本の保守

ファシズムと日本の保守はどこが違うのかというのが今回のテーマ。ファシズムは国内を一つのものとし海外に向かって排他的になる。国内は同じ考えに統一する、つまり政府を支配するという形をとる。民主主義から発生する所以だ。マスコミを最大限利用し、フ…

経済成長

アベノミックスで経済は成長しているのか。アベノミックスはきっかけで、成長する経済状態に変更するのが目的だと思う。持続的成長とは何か。政府、企業、個人のバランスシートが大きくなることだ。政府は赤字いっぱいでいびつな形になっている。企業は本来…

東アジアの新しい安全保障

中国が新しい秩序を求めて動き出した。日本も9条の改正を含め安全保障問題を刷新しようという動きがある。新しい東アジアの安全保障体制というものを考えてみたい。やはり中国との関係がその中心になる。中国は安全保障面では東アジアでは孤立している。これ…

中国、韓国との歴史認識

中国、韓国との間で歴史認識を巡って軋轢が生じている。中国、韓国は被害者の立場から、日本の行為を犯罪だと指弾している。中国、韓国としてはもっともなことだが、多国間の間で理解されうる歴史認識ではない。国内感情の発露以外の何物でもない。日本が客…

近代とポストモダン

近代とは帝国主義の時代だ。政治的な意味においても文化的な意味においても。植民地競争を行い、戦争も政治の手段として用いていた。文化的にもひとつの考えに突っ走る世界観であった。出版技術がそれを後押しする、技術的背景だった。民主主義、社会主義、…

雑感

この頃の政治を見て思うのはずいぶん騒がしくなったなという感じ。右と左が元気が良くなって中庸が少なくなった。それも聞き慣れてみるとそんなに耳障りが悪くはない。みんなが元気に自分の好みで主張することは平和な証拠だ。対外的な中国、韓国との関係は…

雑感

保守の人たちを見ていて思うんだけど、富国強兵で世界に強い国にしようとしているのだけど。なんだか空回りしている感じ。近代で、理論武装し、自分たちの正当性を声高に主張する。それが世界に全然通用しない。日本人らしくなく、世界標準でしゃべろうとす…

左側

保守に対峙する左側に対する感想を述べてみたい。戦後隆盛を極めていたのだが、現在凋落気味である。名称からして確固たるものがない。リベラル、左翼、市民運動、革新様々な名称があるが、確固たるものはない。主張も反原発、平和運動、ジェンダーとあるが…