ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

アベノミックスの出口戦略

そろそろアベノミックスの出口戦略を考えてもいいのでは。アメリカがテーパーリングを始め、日本もそろそろというところ。日本では消費税の増税があり、その後財政再建という難問が控えています。簡単に出口戦略というわけにはいかないでしょう。買い取りをやめるのさえ難儀しているのですから、買い取った国債を再放出するのは至難の業です。このままということも考えられます。今回のアベノミックスが一回きりしかできない政策かもしれないといわれる理由です。今の景気がそのうち頭打ちになるでしょうが、戻ったときの底の水準が大事です。前に戻るのか、若干上向いているかです。上向いていると政策を実施する前の20年の経済が心理的に収縮していたという証拠になり、アベノミックスの効果があったということです。元に戻ったら政策を実施する前の経済が日本の経済の実力だということです。どちらにしても意味のあることだと思います。アベノミックスは政府主導という色彩が強いです。企業の賃金を上げるということを安部さんの号令で実現しました。絶境期の行為だと思います。次は消費税を上げても景気が戻るかどうかです。これも政府のリーダーシップを探る指針となります。次は次はとてをうっていかなければなりません。アベノミックスはまさしく日本の経済政策なのです。アベノミックスの後は財政も金融も打つ手がなくなってきます。政府のサービスの内容を見直すなどの政府内改革に目を移さなければなりません。