ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ニーチェ

ニーチェは反キリスト教だ。キリスト教の弱者を救済する思想が気に入らないらしい。キリスト教もそうだが宗教というものは知識人の大衆に対するコミュニケーションだと考えられる。知識人が大衆と対話するため大衆の分かる言葉を使っているのだ。救いを求め…

雑感

保守の勢力が民主主義ではリーダーシップをとっている。マスコミを始め、論壇でも向かいところ敵なしだ。民主主義と政治は分けるべきだ。両者は同一視されるが異なった特色を持っている。民主主義は国民と政治家との合意で、比較的単純なイシューをテーマと…

政治課題

保守が全盛を極めている。保守の実現すべき政治課題とは何か。天皇制、歴史認識、安全保障ということになるのだろう。特に実現すべき政治課題としては、9条改正、集団的自衛権、靖国問題ということになる。どれもなかなか難題だ。9条はたとえ政治家間で合意…

政治のオタク化

政治はどうなっているのだろう。それが今回のテーマです。現在日本の停滞は政治が招いたのではない。経済界が過剰防衛し、社会全体が収縮してしまったのが原因だ。経営マインドの総体とも言えるものだ。政治はそれをただこまねいてみていた。20年経ってアベ…

革命

革命は近代の花である。市民革命から社会主義革命まで、社会に大きな変化を与えた。近代を過ぎてみると革命はあまり現実的でなくなっている。中東の春も順調には進んでいない。現代では革命のような激変は機能してないようだ。変化をしてないのであろうか。…

多文化 ポストモダン

ポストモダンの時代は差異が強調され、個人の個性ばかりでなくコミュニティーの多様性も意識される。いろいろな文化、考え方を持つ多くのコミュニティーが併存する社会だ。多くの国家間でもその差異は認められる。グローバル化の社会は国際的に均一な社会で…

太平洋戦争

太平洋戦争とは大日本帝国の帝国主義による侵略戦争と通常は解されていると思う。確かに正論だ。しかし欧米の近代を考えたとき植民地支配を巡る戦争は日常茶飯事であった。日本は明治維新を選択した時その部分も残念ながら受け入れたのだと思う。明治の日本…

アベノミックス

アベノミックスが順調だ。リフレ派が当初考えたインフレ期待ではないような気がする。政府について行って、一緒に儲けたいという気持ちではないか。日銀の莫大な国債購入にまず反応したのは市場である。銀行の投資部門ではない。株式市場、為替市場が政府の…

保守について

今の日本の政治は保守一色である。批評家も政治家も保守であらねば人であらずという感じだ。その保守ってどういうものだろう。軍隊に対する親近感。強くなければいけないという使命感。国益に対する敏感性。しかし、尖閣の問題についてはあまり発言しない。…

雑感

思考というのは外の情報に対する応答である。外の情報は千差万別であり、思考を言葉で表現することはできない。コミュニティーとはその外の情報のことであり、人々の思考を決定する。人はその個人として、何人にも代えがたい存在であり、思考し続ける。思考…