ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

知識について

知識とは人間が受け取る外部の情報のことである。人間が営々と積み上げた成果である。コミュニティー文化によって多種多様な知識がある。そのコミュニティーを超えて知識は伝播し、多様な文化を人間は受容することができる。時代によって異なるのはもちろんであり、昔は地域によっても異なる知識を運用していた。知識はもっぱら知識人が関心を集めているが、一般の人々も関わりを持つ。最近保守が隆盛を極め、ナショナリズムが台頭している。日本を大事にし、往々にして海外に対しては排他的になる。これは現代の社会が国際分業によってなり、海外に輸出や輸入して成り立っていることが意識の上に上らないからだ。知識の偏在によって起こる。日本だ大事だという気持ちが直接ダイレクトに頭に浮かぶからだ。彼らは政府間の外交などには気が回らない。突発的に強烈な印象を振りまくが、社会に対する影響は軽びんだ。snsに書き込んだり、保守の文章を読んで感激したり、選挙に行って保守の候補者に投票などはするだろうが、政府に直接影響する部分は少ない。政府の外交、政策などとは全く種類を異にするものだ。現在の日本の政治家は保守の人が多数いるが、その部分を意識している人はどれくらいいるだろうか。一般の人が持つ学習によって得られる知識以外の知識が重要になっている。ともかく、知識は生き物だ。人々にとって人生を生きる上できわめて大事なものだと思う。知識人でなくても。