ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

世界観

人々はそれぞれの世界観を持っています。日本が大事だと考える保守も、国際分業で現在社会が成り立っているという常識派もそれぞれの世界観で話しています。それぞれの判断の根拠となる常識が違うのです。これは当たり前だけど驚嘆すべきことです。各人がそれぞれの小宇宙を持っている。各人というのは言い過ぎかもしれません。それぞれのコミュニティーと言い換えてもいいでしょう。サラリーマン、経営者、運転手、政治家、マスコミとそれぞれ違う世界観を持っているのです。それぞれの判断の根拠は全く違う知識から成り立っています。 

 世界認識とはどのようなものでしょう。日本という社会はという場合、日本社会共通の特性に基づいて判断するわけです。日本の社会という抽象的かつ具体的な概念はどういうものでしょうか。このような抽象性をいとも簡単に駆使しているのです。知識とはこれらの抽象的な概念の集まりです。言葉から知識は形成されるのでしょうか。人間の頭脳というのは不思議です。神が宿っているといってもいいのではないでしょうか。頭の中にすむ神。現実を把握するとはかなりの程度抽象的概念を援用しています。抽象性と具体性の境界はどこにあるのでしょうか。コンピュータで頭を再構築しようとした場合このような状況はどう再現されるのでしょう。このような支離滅裂な文章を作成したのも頭の働きです。