ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

ネトウヨ時代の外交

国内ではネトウヨが勢力を伸ばしている。中国、韓国がそれに対して反発している。外交問題となってきた。田母神さんの善戦が示すように、民主主義の場では一定の地位を示すようななった。それにつれてプロの保守の論客の方は口が堅くなってきた。彼らは自分たちの主張と政治の現場の乖離を十分に認識している。政府は外交上この問題に対応せざるを得ない。内にこもるのか海外に積極的に出て行くのかはわからない。本当にわからない。スリリングな状況を迎えている。ネトウヨの思想は理性主義に対するもので従来から人間の営みとしてあったものだ。ロマン主義といってもいいだろう。大衆の中で一定の支持を得て、政府が困惑しているわけだ。大衆が自分たちの気持ちを率直に表すことは自然なことだ。社会のリーダーたる政治家、政府が自分たちの政策をどうするかが問題だ。ポストモダンの社会が実際に成立するかどうかだ。非常に現代的な問題に当たっているということだ。アメリカも21世紀のアジアの状況を見守ってほしい。さっきもいったが政府が内向きになるか積極的になるかはわからない。しかし、アメリカはこの日本の政府の態度を受け止めてほしい。アメリカは経済的関係を重視し、親密な外交関係を築こうとしている。日本がこの方針に共感してくれないことにいらだちを感じているだろう。21世紀の社会が動き出した証拠なので、それを尊重してほしい。それを認めてもアメリカの影響力は全くなくならない。日本の政治を見ていてそれはつくづく感じる。心配しないでもらいたい。ドライブではなくキャリーで物事を進めてもらいたい。