池田信夫 blog : TPPについてのリンク集 - ライブドアブログ

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池田さんをよく引用するのはまとまってわかりやすいからです。さて、TPPですが。賛成派は変化がよい。日本はだんだんよくなっていくという考え方で。反対派は現状は変えない方がいいという主張だと思います。これは客観的分析より自分の価値観の問題だと思います。そういう意味ではリベラルから保守への変化という世の中の流行が影響しているのは事実です。客観的現実はどうなるのでしょうか。実はそれはわからないのです。日本の歴史の中でもそういう経験はあまりないような気がします。日本は周辺文化で常にお手本とする文化がありました。奈良時代は中国が、明治はヨーロッパが、戦後はアメリカがという具合です。今はそういうお手本とする文明があるでしょうか。ヨーロッパは失業率が高すぎるし、アメリカは競争が激しすぎるしという感じです。TPPも他の国が先行して進めどういう社会になるかが明らかになれば日本も態度を決めることができるのでしょう。今まで日本はそうしてきました。日本が世界と同時代的に活動する時代になったのだと思います。不安でしょう。でもそうであれば参加するしかないのです。で、一生懸命がん張るしかないのだと思います。21世紀は日本にとって不安の時代です。