ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

21世紀の保守のあり方

保守がブームだ。保守と行っても広範な歴史を持っているので一概にいえないかもしれないが。今思っていることを書いてみたい。保守が近代の環境で起こるとファシズムになるのだと思う。国家社会主義。国が産業を起こし、人種差別をし、対外戦争をする。現代の保守と根っこの部分では同じだと思う。今、保守がブームになりマスコミを席巻しているが、ファシズムのようなことが起こる気配は全くない。石原さんの党の名前は次世代の党だ。理念に収まっていて、現実の政策に関しては臆病だ。愛国心、対外的な闘争心、同胞への一体感。これについては饒舌だ。しかし、現実の政策、外交、経済政策については強い主張がない。これは保守の進化と見るか退化と見るのだろうか。僕は進歩だと見たい。時代の進歩。ポストモダンの先見性だと思う。古代、中世、近代は人類の黎明期で、今初めて一人前になったのだと思う。社会は資本主義に任せ、経済の発展を期す。政治は理念の主張で国民の支持を得る。新しい本音と建前といえるかもしれない。集団的自衛権が通りそうだ。保守が政治を指導している現れだ。それによって、21世紀の幕は放たれる。保守はどのような社会を構成するのか。楽しみだ。