ehermesのブログ

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日本の安全保障。アジアのリーダーになれるか。

集団的自衛権の協議が大詰めを迎えている。僕は昭和の連続として認めるのが自然な流れだと思っているが、協議は難航しているようだ。アジアにおける日本の位置づけとして議論してみたい。今の東アジアの環境で、今までのような安全保障政策でリーダーとしてやっていけるだろうか。東アジアは安全な地域だ。その中で中国が目覚め海洋進出を進めている。彼らは外交で物事を解決しようとせずに、実績で既成事実を積み上げている。実行力を突破口としている。このような中国に対して、実際問題として実際力を持たずに対抗できるのだろうか。黙っているとどんどん実績を積み上げて既成事実化する。そのような行為を黙認してアジアの国々から日本はリーダーと思われるだろうか。安全保障体制を確立しなければ東アジアでの日本の外交的立場は危ういものになるであろう。国民感情はそういうことは考えない。現代の世界における安全保障政策を見てこれに加わるのはちょっと思っている人が多い。特にアメリカ、ロシアの政策は突出していてこれに追従するのはかなり大変だと思っているのではないか。民主主義からは安全保障を充実しろという言葉は出てこない。戦前の富国強兵に狂喜乱舞した民衆はもはやいない。21世紀も佳境を迎えて、日本の外交も変化しなければならない。保守も頓珍漢な思想だと思うが、そういう意味での危機感は的を得ていると思う。