ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

日本にとって大きな物語とは

人間の活動は、仕事、趣味、家庭の3つにわかられると思う。趣味と家庭ではすでに大きな物語は消失してしましポストモダンにおける小さな物語の集まりになってしまった。趣味で日本全体が興味を持てるテーマはもはやない。仕事は日本全体を流れる風に支配されている。大きな物語があるのだ。ここ20年は我慢するという風が吹いていた。今、アベノミックスでこの風が変わろうとしている。政府は常にイケイケドンドンだけど、風はそうでない場合も多い。経済は日本全体がいきもののように一致して行動している。これから内需の投資が増えるのか、海外投資が増えるのか、やっぱり我慢なのかはわからないが。経済は大きな物語で動かされている。マスコミはどうなのだろうか。消費者の立場に経つと小さな物語の塊のように思えるが、業界としてはビジネスなので大きな物語に支配されている。マスコミが21世紀に対してどう適応するかは見ものだ。プロの発信者でないものもネットでは出現している。東京オリンピックなどのテーマが仕事の原理になるのか、趣味の世界のテーマになるのかは見ものだ。日本にはまだ大きな物語が残っている。