ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

これからの経済

これからの経済は国内市場中心となるだろう。優良な輸出企業はたくさん存在するが日本の経済の多数派とはならないだろう。国内の市場を考えた場合ひとつの視点は需要と供給のバランスであろう。日本の場合需要が弱く供給過多の状態にあると思われる。供給過多とはお金が余っている状態と言い換えることもできる。日本は昭和の時代に輸出で稼ぎすぎたのだと思う。政府があれだけの負債を背負っているのもその現れだ。恒常的な赤字増大は困るが、かなりの負債を背負うことは日本の経済の現状を考えた場合はある程度しょうがない。それに輪をかけて世界の工場の役目を終え、次のモチーフを探す中で、我慢するということが常態化した。個人は健全というか必要にせママれて正常に消費しているが、企業は余裕がある分余剰金を貯めこんでいる。このお金を今後どのようにスカっていくかで日本の経済は決まる。国内で消費するのか国外で使うのかは定かではないが。受給の関係と同時に今後の大きなトレンドがどのようになるのかも気がかりだ。成長のスピードである。日本の人口動態の関係上経済規模が拡大することは考えにくいが、一人あたりのGNPは重要だ。これかどの程度増大するのかしないのかが問題だ。移民政策による人口増大はおまけみたいなものであれば見っけものだ。政府のできる経済政策としては大きなものの一つだ。実は経済規模はそんなに大きくならなくてもいいのではと考えている。それよりも、働きやすい環境、充実した生活。それぞれの収入に見合った消費生活などが重要だと考えている。日本の社会にはまだまだ改良すべき点がたくさんある。