ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

中国の行方

中国はこれからどうなるのだろうか。欧米に追従するのか、独自の道を歩むのだろうか。僕には独自の道を歩むと思われて仕方ない。欧米に追い付くことはできない。追いついたと思っても欧米がさらに先に進んでいるだろうから。中国と欧米との溝は必ず存在するだろう。価値観の相違は顕在化するだろう。それを世界は認めなければならない。外交の仕事はその溝に対処することだと思う。南シナ海で起こっている衝突もその一つだ。外交問題化しけん制しあうが、結局は中国の体力に従うことになると思う。その過程をきちんと対処することに外交の役目がある。結果がこうだから意味がないということはない。プロセスの中でしっかりしたまっとうな国であることを相手に示すことが大事だ。硬軟両面で最適な対応をする必要がある。21世紀の外交は価値観の相違があることが前提で、過程の中で相互に相手に対する敬意が現れるような対応をすることだ。コミュニケーション、キャッチボールが大事だ。ナショナリズムを信奉する人はそのような価値観の相違を前提とした対応を理解する必要がある。日本の政治もこれからは外交に力を入れ、政治家の大きな仕事と考えるべきだ。保守のブームがその先駆けになれれば。