ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

ポストモダン再考

ポストモダンというとニューアカのブームがブームで終わって、消滅していると考える人もいると思います。この頃の社会現象を考えると生きていく上で必修のツールのような気がします。我々はポストモダンの時代に生きています。政治の状況を見ると右と左の勢いが増しています。特に保守はブームと言ってもいいでしょう。また、サブカルも消費社会を席巻しています。ネットを見ればその状況は明らかです。大衆文化がカレイに花開いているのです。これらに違和感のある人はどうすればいいのでしょうか。戦うのでしょうか。ポストモダンに住めばその必要はありません。多コミュニティー社会だから自分と違う雰囲気の中で生活する人はたくさんいるよとなるわけです。そして真理などはなく人間の活動そのものがその時代を作っているとなるわけです。自由とか、平等などの真理の原理に振り回されることはありません。大衆文化に囲まれた知識人はどうすればいいのでしょうか。社会に興味をもつべきです。身の回りだけではなく、抽象的な価値観でもなく、社会のあり方に興味をもつべきです。いま世界は国際化の時代です。全GDPの三割は貿易で得られています。発展途上国が世界の工場となり、商品を多量に供給しています。また、エネルギーや原材料の供給源でもあります。大衆にとってはこのような状況は想像だにできないことです。ただ、知識人のみが思考可能です。人、モノ、金の行動分配をどうするかという問題です。TPPで農業の問題が挙げられていますが、究極的には一部の農業は外国に任せるべきです。安価に食料が入手可能になります。その過程においてはその業界の人は大変な苦労をすると思います。政府の手当が必要です。炭鉱産業の場合のようなことが例としてあげられます。過程は大変だがやりがいのある事業だと思います。国内では医療制度、年金制度などの抜本的制度改革が求められます。移民事業もこれから大事になってきます。移民を日本人化して同化出来る必要があります。知識人は政治、経済の担い手として必要不可欠です。