ehermesのブログ

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オバマの対中国政策

オバマ大統領が中国の南洋進出に対して厳しい態度をとっている。日本で尖閣は安保の適用範囲内と言ったり、フィリピンで米軍の駐留を約束したりしている。明らかに中国に対してメッセージを送っている。日本に対してだけの態度ではない。ロシアのウクライナ問題も関係していると思う。力による現状変更を望んでないということだろう。中国はどう振る舞うのだろう。海洋進出は中国の政策というより中国海軍の意向なのだと思う。首脳部はそんなに重要視しているとは思えない。中国海軍が自分たちの存在意義を認めさせるものだと思う。したがって対応は中国海軍の矛先を変えることを考えるべきだ。中国海軍に領土問題でなくアジア諸国との安全保障対話に感心を移させるべきだ。日本はこの点で大きな役割を演じることができる。アメリカはある意味力の象徴であり、今回のような釘の打ち方しかできない。アジアの国である日本が率先して中国海軍と話し合いを持つべきだ。平時、非常時にわたっての協力のあり方を規定すべきだ。アメリカがアメリカらしい役割を演じている状況下で、日本は日本にしかできない役割を担うべきだ。