ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

政治界隈について

保守の人たちは日本が大国の振る舞いをしないのに苛立っているのだと思う。細かな事実をあげて自分たちの行為を正当化しようとしているが、これらは自分たちが大国とみなされることになんの寄与もしない。国を思い、国を愛し、国を憂いているが、現実の政治の中でそれらをどう実現すればいいかという方法論を持たない。外交上どう振る舞えばいいのか、どういう発言をスレがいいのかという部分に確固たる主張がない。サブカルのセカイ系みたいなものだ。自民党はこの保守に依存している。自民党政権であるという必然性は保守を支持するというところにしか見いだせない。アベノミックスをやり経済を主張するが、すでに国民は経済で統一した主体になることはできない。高度成長を指導してきた自民党セカイ系たる保守に依存するというのが現在の日本の政治の姿だ。本来はどうあるべきか。政府のサービス、事業を充実させ、積み上げていく必要がある。年金、医療は昭和のままであり破たん寸前だ。大きな制度改革が望まれている。他にも現在の国民が望んでおり、将来の日本を作っていくような事業を進めていくべきだ。その過程で財政再建も成し遂げられるのだと思う。今のサービスのままで、支出は減らす財政再建では意味が無い。現状の政治ではその担い手がいない。自民党は保守に絡め取られて抜け出せないと思う。野党にはそのような考えも芽生えていない。それでも野党に期待すべきなのであろう。政治は機能する部分が少なくても日本の社会は頑張っている。それだけは強調しておきたい。