ehermesのブログ

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集団的自衛権

集団的自衛権とは同盟国が攻撃された場合、相手を攻撃、戦争をする権利である。戦争が出来る権利である。ところが現在政治家の間で議論されているものは防衛的に限定された行使である。世界ではこういうことを集団的自衛権とはいわない。この乖離は何を意味するのだろうか。日本の安全保障の議論が日本独自のものとして育まれ、世界基準とはかけ離れたものになっている。政策としてみた場合世界の共鳴を得られるか自信がない。独自すぎて何をやっても世界から理解されないのではないか。これからのことを思うとあまり楽観してはいない。抑制的に行動するにしても、積極的に行動するにしても世界からは理解されないであろう。これは日本独自の発展を安全保障問題が遂げてきたことにある。同盟国を持ち、他国と対話を進めて展開していればそういうことはないのだと思う。アメリカ、中国、韓国、東南アジアの諸国と安全保障対話をかなり思い切って進めていくべきだ。これが日本が孤立から抜け出す唯一の道だと思う。