ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

憲法について

明日は憲法記念日ですね。テレビなんかで討論会が開かれることでしょう。あまり見たいとは思いませんが。国民としてみておくべきなのかもしれません。現状における憲法改正の意味とはどういうことでしょうか。ポストモダンの時代の憲法だということです。政治家の視点では世間、社会とは政府のことだ。政府が責任をもって立派な社会を作るよということだと思います。政府のリーダーシップのもとに社会を作っていこうということです。精神の上では民主主義、みんなの意見でということが弱められています。後退と受け止める人、共産党なんかはそうでしょうが、もいるでしょうが、時代の要請のような気がします。日本人て言うのは時代に敏感な民族だと思います。ただ、自分たちの憲法を作るという意味合いが希薄で、政治家の人が熱中しているという感じです。政治は政治のものになっていくのでしょうか。9条の改正は将来は大きな意味があるかもしれませんが、現状の社会にはあまり影響を与えません。現在の安全保障を構築するという側面が乏しく、行き当たりばったりになると思うからです。保守の人は憲法改正を熱望しているが、憲法に何を求めているのかよくわかりません。アメリカに強制されたからなのか、軍隊を持てないことになっているからなのかもしれませんが。憲法改正のほんとうの意味が理解されているとは思いません。ここにも中心のなさが現れています。良きにつけ、悪きにつけ保守の人たちは日本人らしい日本人です。そういうわけで、現代の状況をよく表しているものだとは思うのですが、積極的に賛成、反対というわけではなく、政治家の皆さんがどう国民を説得するのか興味津々で眺めている次第です。