これからの社会

これからの社会について考えたいと思います。多コミュニティー社会になると思うんです。社会全体を覆う均質な社会でなしに。有機的コミュニティーがたくさんある社会。政府、政治家、マスコミ、各業界というふうにね。それぞれのコミュニティーが独立してそれぞれの価値観で動いている社会。政府、政治家はこの頃の様子を見ると富国強兵の傾向が強い。中央集権です。それでいいのだと思います。政府は中央集権で日本全体のことを考える。しかし、各社会はそれぞれの価値観で独自に動く。強兵というと今更帝国主義かといはれますが。植民地経営や侵略というのではなく、安全保障の問題が政治特に外交に占める割合はかなり大きいのだと思います。ウクライナ、シリア、世界には地域紛争の種がそこら中に転がっている。ウクライナはウクライナとロシアの問題だと思います。EU,アメリカはそれにくっついている付属物。それらが関わることによって、極端な展開にならないという面はあります。地域紛争なんだけど世界中が関心をもつということが大事です。そういう意味での強兵。軍隊を使うこともあるのだと思います。政府、政治家は富国強兵に邁進し、日本の社会の一部を形成します。それぞれのコミュニティーがあるとなると全体を見渡すことができなくなります。もぞもぞとアチラコチラでいろいろなことをしている感じ。その時大事なのか個人が自立することです。一人ひとりがコミュニティーの価値観に共鳴し、創発的に自立する必要がある。近代ではそれを自由といったのだと思います。近代の自由は組み換えを余儀なくされます。各人は自分で価値観に共鳴する必要があります。これからの日本は成長ではなく活力が大事です。それぞれのコミュニティーが活発に活動することです。日本の社会は老人の占める割合が上がります。老人は仕事を持ったり、年金生活だったり、政府の世話になったりします。それぞれが積極的に社会に参加することが必要です。皆さんそれでは一儲けしましょう。