集団的自衛権について

今世界を見渡した時、地域紛争が頻繁に起こっています。ウクライナなんか典型ですし、中近東でも頻発しています。この地域紛争は武力が政治手段の一つとして必須のものとなっています。言論だけでは解決できません。こういう世界状況を考えたとき日本も武力の行使を選択肢の一つとして持つことはかなり重要だと思います。武力の行使ができれば一人前の国だという安易な考えは持ちません。武力を行使することにより勝ち組になることもまた負け組になることもあるのだと思います。そういう汚い世界に日本も入っていくべきだと思います。日本では武力の行使の範囲を拡大することだけが積極的外交だと考えていますが、それは違います。政治的、外交的行動をどう構築していくかが重要です。その部分の積極性が日本では残念ながら皆無です。武力の行使はできるようになったが、肝心要の頭脳部分が準備出来ていないのです。アメリカのような国になる必要はありませんが、EU程度の行動は行えるようになってほしいものです。そのためには同盟国を作ることも必要です。まだ何も着手してない広大な政治分野があって、現実の問題では無いようです。太平洋戦争の後遺症は今もまだ残っています。集団的自衛権とはまだ見ぬ未来の日本人へのメッセージなのかもしれません。