ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

日本人であること

僕は日本人であることを好んでいます。他の国の人になったことがないのに、そう感じています。日本はアジアの東端の辺境の地にあります。周りを海に囲まれ、世界とはある程度の距離をとって生きてきました。しかしそれだから海外に対する知識欲は旺盛で、輸入文化という形で大いに影響を受けてきました。その距離感がたまらなく好きです。中国文化も近代もアメリカ文化も日本は激震と言われる態度で受け入れてきました。それら全部を自然、環境として受け入れたのです。しかし、外のものであるということも意識しつつ。接していました。当然のことですがこれらの外来思想に対するアンチも存在しました。神道を見るとシンプルです。神様と清めとコミュニティーのことだけです。他の宗教のような哲学的思弁はありません。意識してそう育てたのだと思います。外来の宗教を意識した結果だと思います。常に外来思想にさらされ日本文化は育てられました。天皇家神道の祭祀としての位置づけで、思想的な肉付けは必要ないのかもしれません。現在はポストモダンの時代です。多コミュニティーを認めどれかのコミュニティーに属して生きているということです。選択種のある自由感がたまらなく好ましい。日本はこの思想も距離感を持って、自然の一部として受け入れるでしょう。神道は強固に守りながら。