ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

ウクライナ問題

ウクライナ問題が微妙だ。アメリカは強硬だが、EU日本は慎重だ。エネルギー問題が重石となっている。19世紀なら戦争になっていただろう。領土問題は戦争をするに十分なテーマだった。植民地経営が関係し経済と密接につながっているからだ。現在では植民地とは無縁である。経済とはつながりがないのだ。エネルギー問題のほうが政治家の頭を占領している。この挙に出たロシアの政治的水準は問題だ。ロシアはソ連の伝統を継いで、アメリカEUに対向する勢力として国際政治に位置していた。しかし、本質は発展途上国であることを暴露した。領土より経済が大事だという先進国の考えを共有していなかったのだ。プーチン在任中は国際社会からは疎まれる存在になるだろう。その国益を害するは甚だしい。21世紀は着実に進行している。