ehermesのブログ

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資金じゃぶじゃぶの量的緩和、度が過ぎてきたのか - WSJ.com

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324582304578486431490637010.html?mod=WSJJP_Economy_LeadStory

 

世界的に金融緩和が進んでいる。しかし、実体経済の向上は比較的軽度だ。日本は今までの停滞が顕著であった分正常化への道を歩むことになると思う。21世紀は金あまりの時代であると同時に、発展途上国の経済拡大が進む時代である。先進国だけのパフォーマンスを見ていては、時代の状況を見誤る。先進国に限っていえば、金あまりで金融緩和により市場は活性化するが、その活況に比べれば実体経済は見栄えがしない。それでいいのではないかと思う。金融政策は金融界を活性化するための手段と割りきってもいいのではないか。先進国はかなりの資金のストックを持っておりこれをどう運用するかはきわめて重要である。その運用を円滑に進めるための政策だと考えてはどうか。金融産業は国内でも有数の産業であり、この活性化を手助けすることは政府にとっても重要な政策ではないか。また、日本やアメリカのように正常な経済状態から乖離した経済においては、実体経済への効果も伺われる。