日本のGDPの推移
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html
日本の実質GDPはそれほど成長スピードを下げてないが、名目GDPはいわゆる失われた20年の間は停滞している。実質上の生活の上では問題はない、そうは言うが勝ち組、負け組があるわけで、勝ち組は大いに儲けているが、負け組はということだ。勝ち組の企業が余剰金を溜め込んでいるのもうなずける。別に企業を非難しているわけではないからあしからず。アベノミックスは何を求めているのか。長期的に安定した成長が生まれる保証は残念ながら確信が持てない。ただ、好況時と不況時の変化というか、景気循環が再生される可能性は高い。景気循環により成長が促進されるのは古典的経済循環論の説くところであり、今までの人類がたどってきた道である。実質GDPが順調に推移しているにもかかわらず、若い人たちが不景気だ、希望はないと思う社会はいただけない。心理に結論を求めるのは僕の悪い癖です。