ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

アベノミックスの考え方

このごろ経済の記事が多いのですが、お許しを。興味のない人にはちんぷんかんぷんでしょうね。さて、経済の主体は政府、個人、法人なわけです。それぞれについて説明していきましょう。政府ですが、自民党はこれからの10年間、200兆円の国土強靭化計画を立てています。これはちょっとリップサービスのきらいがありますが、ここ3年ぐらいの間60兆円程度の投資をするでしょう。日本経済には十分すぎるくらいの刺激でしょう。政府はOKですね。個人ですが、ぜいたく品は売れているようですが、一般人はなかなか目いっぱい消費しているという感じでしょう。老人は個人資産を持っていますが、簡単には浪費しないでしょう。このところ安倍さんの要請で優良企業が賃金を上げていますが、まさしく勝ち組の優良企業だと思います。宣伝にもなりますしね。こういう企業は社会的にも認知されているわけですから、責任ある行動をよろしくお願いします。そんなに非難する気はありません。十分社会貢献をやっていただきたい、その力もあるわけですから。問題は法人です。経営者が社の方針として現状の支出が正常と考えているか、ちょっと辛抱しすぎだなと考えているかが問題です。今投資しても経済成長に資するような、企業が拡大するような投資にはならないと考えます。ただ、現状辛抱しすぎていて、通常に戻そうと考えれば投資は増えると思います。その部分がまさしくアベノミックスが成功するか、失敗するかの境目です。経営者の皆さんはどう考えるでしょうか。アベノミックスで雰囲気がよくなったときに成長につながる投資ではないが業務にかかる一般的な経費をもう少し使おうと思うかです。後は資産ですが。きわめて好調です。株式、ゴルフ権、地価、上昇しています。これらは値上がり益を目的としたもので、もうしばらく自転車操業みたいなのが続きます。問題はその儲けた資金が実物経済に関与しだしたときです。今地価はリート見たいのがあがっていますが、実際の地価が上昇し始めると注意が必要です。ビル建設なんかが増えだすと、バブルが。注意が必要です。用は企業の経営者のマインドしだいです。リフレ派の皆さんすいません。以上です。