ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

日本社会の挙動

日本の社会は2つのモードにわかれると思います。外に目が行っている時期。知識人たちが日本以外の情報を実体化し、日本の社会に輸入するプロセスです。変化が大きく根本的な改変が施される。海外の良質な部分が取り込まれることが多く、精神的には安定しているが、社会的には大変。明治維新戦後民主主義が考えられる。もう一つは自分たちの内心の本音に基づく時代。本音でやっているから元気かとおもいきや外見には停滞と誤解される。変化を好まず、無意識の部分で変化し、意図的には変わらない。直球ではなくねじれや隙間を好む。徳川時代や昭和の初期。どちらが良くてあちらは悪いということではない。どちらも日本の姿だと思う。現在はどうなのか。戦後の外的な時代から内的時代へと向かう過渡期だと思う。政治家は富国強兵で、経済成長、経済的大国、外交的強国を目指す。日本の実情は政治家の意図とは違うのではないか。ココらへんがこれからの政治を観察する着目点となる。変化がないことはない。意識して変化しないだけで、無意識の部分で変化は許容する。世界がやっている資本主義という体制は変化の多き制度で、日本もその部分に巻き込まれるであろう。政治家が社会とどう関わりを持つかは興味ある事例です。