ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

政治課題について

原発問題は両者譲らずで、大きな政治課題になっています。技術的には原発のほうが安全で安価なことは明らかです。500年に一度という災害でこういうことが起こっていますが、今後100年位こういうことは起こりません。ところが原発に反対する人は跡を絶ちません。技術というものを見なおしてみる必要があります。技術というものは人間が社会で使うことで成り立っています。技術的に優れたものが使われるわけではないのです。社会のいろいろな要因で決まります。原発も500年に一度という災難が発生したのもいろいろな要因の一つです。多くの人が否定すれば使われなくなっていくのが技術です。原発は使われるという意味ではそろそろ引退のような気がします。政治の場ではそういう訳にはいかないでしょうけど。賛成反対火花が散る状態が暫く続くのでは。

 歴史認識歴史認識というよりは対決すること自体が目的化してきています。スポーツのようなものでしょう。政府もそのつもりで接する必要があります。簡単には解決しないでしょう。しかし、政府の対応はかなり変化していくのでは。それと同時に右か左かという二者選択もマスコミ等は切実なものがあるようです。これは感性的に親和性がある人はそちらでやったらいいのでは。どちらでもいいよという人が困ると思うのですが。そういう人は現実は右が隆盛を極めていますから今日本は右ですという立場に立ち、これから10年後を考えた場合は左が成長することが必要でしょうという立場がいいと思います。青田刈りみたいなものでまだまだ目も出ていませんが、成長を見守るという態度です。左は自力ではなかなか思うようにわなりませんが、右の批判勢力を取り込んで大きくなると思います。

 格差の問題は深刻とも言えるし、単純だとも言えます。要するに金の問題です。最低賃金を持続的に少しずつ上げていくことで問題は解決します。賃金は上がるものだという社会を作ることが肝要です。収入さえ増えれば消費生活を行うことができ、社会に貢献することができます。大量消費社会を育むことは大事なことです。日本の財産は経済的には日本の大きな市場だけだとも言ってよいでしょう。政治家の奮起を期待したいです。