特定秘密保護法案

みんな盛り上がっていますね。マスコミも尻馬に乗って。政治家の皆さんも対応に大あらわです。そもそもこの論点は交わるものでしょうか。保守の人は秘密にせねばならない情報があり、どの国も持っている制度だという。後年に公開することになり、かえって透明性が上がるという。デモ隊は国民の知る権利が失われ、戦争を起こす機運が高まるという。あっち方向を互いが向いている。民主主義というのは話をまとめようとする制度ではないのではないか。立場の違うものが自分の立場を言いつのる。その中にはコミュニケートのこの字もない。それでいいのかもしれない。こんな考えをする人がいるんだと認識するだけでも十分有益だ。このすれ違いを楽しもうではないか。そういう態度は自分と異なる考えをする人を理解するきっかけになるかもしれない。いい放しの民主主義よますます盛況になれ。