Amazon.co.jp: ダークツーリズム
まだ途中までしか読んでないけど、感想を。東さんの本ってそういうところがあります。
楽しい本ですね。最先端なんだけど、手作り感があって。同時代に生きていることが楽しくなります。きっと50年くらい経って思想の解説書に記述されるんだろうな。電子書籍にせずにいるのが納得される感じです。
福島の事故に遭遇して、事故、観光化、チェルノブイリと関心が移っていく。どんどん現実に近づいていくんですね。彼の発想てそういうところがある。事故にあっての考え方の変化や社会の挙動の変化なんて言うのには興味を示さない。閉塞感を感じるのかもしれないが、全然そういう気配は本からは感じません。彼の言う観光ってこういうものかという感じですね。それにしても彼の発想ってどうなっているのだろう。
津田さんとの共同作業もうまくいっている。二人にとっていい思い出になるのでは。内容的にも共同作業している感じ。
それにしてもヤッパリ字は小さかった。