ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

21世紀の日本の産業像

日本の産業界は昭和の時代の輸出中心の社会構造からの脱却は完了している。この状態のままで21世紀を過ごしていいのだろうか。みんなそうとは思ってないと思う。一仕事終えた後にまた新たな仕事が待ち構えているという感じだ。政府は成長戦略、産業育成というがこの部分は既に各企業が最大限の労力を尽くしていると思う。新技術、新制度、新製品、海外からの新規の輸入、其れこそ分権で各企業がエネルギーを最大に使って活動している。輸出についてはどうか。正直言って汎用品はもはや日本で作ることができないのでは。たとえ日本の企業が関わるとしても、海外での生産になると思う。現在20%程度である。ドイツが40%であることを考えるとちょっと少なすぎる気がする。ドイツと日本の違いは何か。やはりEU内にあることしか考えられない。このことを考えると関税自由化が一つの可能性としてあげられる。環境には恵まれているのかもしれない。問題は政治と農業等の対策である。このバリアを超えれるかどうか、超えれれば日本の企業は十分に機能を発揮できると思う。後はソフト、製品でない部分の輸出である。金融であったり、文化であったり、企業そのものであったりする。これらはまだ未知の分野だが民間が果敢にチャレンジする必要がある。輸出をドイツ並みに40%に引き上げることが必要に思う。ドイツは先進国であるがこれを実現している。日本のこれからの産業モデルはドイツである。ちなみにドイツはEUでの経済的優位性を十分に生かし、敗戦国の劣勢を跳ね返し、政治的にも中心的役割を果たしている。特にアジアとの関係はきわめて大事である。