朝日新聞デジタル：（ネット選挙がわからん！：２）有権者は何ができるんじゃ

http://digital.asahi.com/articles/TKY201304230763.html?ref=pcviewpage

ネット選挙は興味を持っています。IT技術は農業社会から資本主義に変わったのと同じように、機械化社会から情報化社会への変革を進める大きな可能性を占めています。大きすぎて大風呂敷の観は否めませんが。50年先、100年先にそう言う変化が怒っているのだと思います。ハードの進歩もちろんですが、社会の変化や考え方の変化コミュニケーションの仕方の変化に大変な興味を持っています。政治というのはまさにそういうコミュニティーの形成であり、民主主義では多くの国民がこれに参加します。ジャスミン革命の例を示すまでもなく、インターネットにより政治的可能性が高まっています。いろいろの情報に接し議論をすること自体がひとつの体験であり、活発なコミュニティーの形成を意味します。素晴らしい政策ができるとか、チェック機能が働くようなことはあまり期待していません。インターネットによる参加体験がその人の人生に大きな影響を与え、人生を充実したものに出来ればと思います。この接触機会を持つのと持たない時では考え方、行動様式、大きく言えば人生が変わると思います。政治を力強いものにする能力があるとも思いません。政治はやはり政治家の世界によって決まると思います。まだ、動き始めたばかりですが、このへんかそのものを楽しみたいと思います。いいこともあれば、悪いこともあるでしょう。その両面を人間の行為として楽しみたいと思います。パソコン通信の時代からPCをいじっているものからは感慨の思いがあります。すでに社会を変えていると感じられる面もあります。まだ序の口でしょう。これからの変化に期待したいと思います。