パーヴォ・ヤルヴィが2つの交響曲を指揮、ソリストはF・P・ツィンマーマン! ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール
少し時間もできたので、ベルリン・フィルのデジタルコンサートを見ています。最初はベートーベンの1番。第1楽章は下町のごった煮、第2楽章は乗ってきた美しい。第3楽章ははねた。打4楽章はどうなるのかなと思ったらトリッキーだった。第3楽章まででひとつの音楽とし、第4楽章は別の音楽という感じ。ベートーベンは年をとると主に、大衆化と現代化を成し遂げ、天才だと思った。天才は退化するんですよ。
ヒンデミットは伊福部を思い出した。バイオリンの音がヨーロッパで、乾いていてきゅっとしていて、美しかった。1939年の作品。ブレスの長い人で、息継ぎも必要。シベリウスは音が集まって、散らばって楽しかったな。
コンサートっていいな。CDでは味わえない、音楽の楽しさを与えてくれる。パーボヤルビイ聞いたことあるが、繊細な手仕事の感じ。病みつきになりそうだ。