ehermesのブログ

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橋下さんの地方分権

橋下さんがtwitter地方分権を言っている。地方の人は皆反対で、国民に憲法を変えることで判断して欲しいということのようだ。常々思っているのだが橋下さんの地方分権新自由主義なのかということだ。欧米流の個人主義を彼は望んでいるのだろうか。そういうふうにはなかなか思えないところがある。彼は日本の社会の中での勝ち組に地方政府はなってほしいと思っているのではないか。いわゆる勝ち組、負け組の勝ち組である。その中には政府はメジャーでなければという、法律を学んだ人の自負がある気がする。だから、国家観になると強い政府であり、ある時は大きな政府を思考することになる。現状国民はなかなか言論で動かないのも事実である。民主党の失敗、これは国民が判断したことが尾を引いている。彼は大阪市長であるので、そこで実際に改革を実行させて見せる必要がある。彼にとって有利であるとも言えるし、大変だという部分もある。普通大阪で改革を成し遂げるとそれだけで称賛に値し、名声を得られるはずだ。それを国政に手をだしたせいで、国全体もという期待を負わされることになる。ちょっとマンガチックな部分も少しはある。彼が地方分権と心中するのはかわいそうな気もする。地方分権はマスコミの主張であり、彼にとっては入門の部分であるからだ。ほんとに政治家として成熟した時に彼が何をしたいと思うのか見てみたい気がする。