ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

教育について

本の学校の教育とは知識の習得である。無味乾燥、価値観のない現代において事実といわれるものの集大成である。これだけで人間生きて行けますか。いろいろな価値観。こう簡単に言うけれどその具体的内容は膨大で、変幻自在、人生そのものとも言えるものです。人とのコミュニケートの仕方。新しいアイデアや発想を生み出す方法。日々の生活をおくる上でのリズムの取り方。昨今教育勅語が大事だという識者が増えている。それだけで十分かというとそれは不安を感じる。他の価値観で重要なものもたくさんあると思う。ただ、価値観に踏み込む勇気は高く評価されてもいいのではないか。では、現実の社会でそのような学校で教えてもらえないことを学ぶのはどこか。それは会社である。会社コミュニティーの中で揉まれることによってそれらを習得する。だから、会社によって自分の価値観や生き方はかなり変わってくると思う。就職という行為は極めて大事な行いだ。それを自分の自由意志でやるのだから、日本は自由社会だといっていい。どの会社に入るかで人生はきまる。平成24年の現在においては勝ち組の会社に入るか、負け組の会社に入るかで人生はきまる。会社の規模で言っているのではない。中小企業にも素晴らしい勝ち組はあるし、大企業にも目も当てられない負け組はある。学校教育を何とかしてみんなに平等なチャンスを与える必要があるのではないか。あまりにも絶望的な格差社会のような気がする。個人の力でなんとかなると考えた近代の社会といかに楽天的なところだ。