ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

堀江貴文さんの感想

仮出所されたそうで。おめでとうございます。堀江さんが活躍されていたときあまりITの業界のことを知らなかったので、正確な話ができるわけではありませんが。一般の市民としての感想です。堀江さんは所謂ライブドアコングロマリットの総帥であったわけです。このコングロマリットの生い立ちを考えると日本のある種の社会現象が見えてきます。IT企業として典型的というわけではないでしょう、特殊な現象だったかもしれません。三木谷さんなんかどう思うでしょうか。外から見ているといわゆる金融現象で金を膨らませ、企業買収をはかったんだと思います。ただ膨らませる原資がIT事業だったわけです。ITの将来性で公開株を値上がりさせ、自分たちの資金を膨らませていったわけです。所謂詐欺まがいの行為ではありません。ちゃんとしたライブドアという企業を中核にすえ、IT企業群を育て上げました。だから、技術革新企業と金融との結びつきで事をなしたわけです。成長企業というのは同じようか経緯をたどって、IT企業なら楽天とかソフトバンクとかいろいろあるわけです。挙げる例が古い。ただ違ったのは早さ、成長速度です。それが問題視される風土が日本にはあるということです。やること自体は過去にもたくさん例がありますから、ただスピードがはやすぎた。事件として取り上げられたものは虚偽記載ですが、これは本人もいっていましたがいろいろ問題があってグレー全くの白ではないですがそういう感じだと思います。日本の風土にとってはあまりにも早すぎることは問題があるということと、これからのベンチャーは金融との結びつきが切っても切れない縁になるということです。この点を注意してベンチャーの方々は果敢にチャレンジされることを勧めます。日本の主流は組織による新規事業ということはありますが。最後は余分でしたかね。