ＴＰＰ参加:ＧＤＰ３．２兆円底上げ 政府試算を正式発表－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/news/20130316k0000m010058000c.html

TPPについて政府が試案を出しました。予想外に正直な数字だなと思いました。輸出始動でGDPが増加するとはせず、　輸出、輸入は相殺するとしています。何がGDPを押し上げるかというと消費と投資だそうです。なぜ消費が上がるのかはよくわかりませんし、投資が増えるとしても輸出、輸入で相殺されるとも考えられます。何とも有利なデータではないような気がするのですが。こんな正直なともいえる報告の意図が気になります。そもそもTPPにより産業構造が変わるわけですからそれが有利になるか不利になるかは今の段階では予想がつきません。有利になると考えてチャレンジするわけですから。ですから試案も有利になると考えて期待を込めた予想をいえばいいのだと思うのですが。輸出が増えるとかけばいいような気がしますが。それを目指すわけですから。政府のメッセージがこのデータからいまいち読み取れません。政府の予想なんてそういう態度で接すればいいものです。