「黒田日銀」は現実の壁に直面へ、残された手段多くない－水野元委員 - Bloomberg

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJ84P66S972W01.html

常識的な批評だと思います。あえて批評と表現しました。現実の日本は20年の停滞を来たし、それを保障した国債の発行も限界に近づいています。現状のまま何もしないで坐して死を待つのみでいいのでしょうか。いわゆる金融政策の拡大はアメリカや日本のような正常でない経済に当てはめられるものだと考えています。そういう意味でイギリスでルーニーさんがやろうとしていることは疑問が残ります。多くの疑念を持たれていますが、結局短期決戦、2，3年の間に決着をつけようとしているのだと思います。そういう意味で現状うまく機能していまして、マスコミの協力を始め、安倍さんの賃金上昇依頼にしても手応えが出てきています。どうか協力していただければと思います。財政支出にしてもこのくらいは民主党政権でも行っていたわけですから、世論の心理の変化、経済的パフォーマンス両方とってもチャレンジする価値はあると思うのですが。