ehermesのブログ

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日本のみんなと一緒にする社会はストレスの少ない社会か多い社会か

社会でみんなと一緒にすると普通はストレスの少ない穏やかな社会を想像します。しかし、現代の高度に分業化が進んだ社会ではそれを意味するでしょうか。みんなと一緒にするとは他者を気遣うとか同化するという意味だと思います。平均値に近づくということでしょう。日本の平均値とはどのような考えでしょうか。大多数の人はちゃんとした経済的基盤があっていわれたことは丁寧にやって、脳を心地よい程度に活性化させて生活していると思います。これでは具体的価値観や行動規範がイメージできませんね。このような様式が多数に共有されていればストレスが増すはずはありません。やはり日本はストレスの少ない社会なのでしょうか。

 現実の社会を見るといろいろな価値観の違いや混乱が多数見受けられます。それがまさに高度分業化の現代社会の一面でもあるわけです。平野啓一郎さんは現代人は分人であるといっています。場面によって性格を変えどの性格が本当の自分か決められないといっています。また、経済的に見ると職場ではものを供給する立場、家庭ではものを消費する立場です。両方の役割を実行しないと現代社会は成り立たないわけです。日本人は仕事中心だといわれますが、消費活動も活発に行わないと経済の発展はありません。近代ですと自己実現だとか自分個性だとかになりますが、僕にはただの消費活動のようにしか見れません。ともかく両方が必要なわけです。また、社会が高度に分業化しているため、仕事の種類によって全く違う価値観が要求されます。職場はある程度の機密性を持っている必要があると考えます。全部を公開するといらぬ摩擦を生みます。

 普通の人は職場では仕事の倫理に素直に入り込み、消費生活ではほしいものを得てエンジョイしているのだと思います。そこに矛盾はありません。ただ、仕事上他のコミュニティーと接する人や、どのような仕事をするべきか決定しなければならない人はちょっと摩擦を感じるかもしれません。しっかり自己を確立し、コントロールする必要があります。高給を取っているのですからね。

 日本の社会はストレスの少ない社会か多い社会かの結論は出ませんでした。題名に偽りがありです。ブログだから許してくださいね。書いていて人間って複雑で文章で表現するのは難しいと感じました。まだまだ未熟ですね。修行を積みたいと思います。