ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

最近の保守の風潮

 保守がブームになっています。雑誌が中国、韓国問題を扱い、政治が尖閣問題、集団的自衛権へと進んでいます。保守の潮流がどこに起源を持つのでしょうか。ひとつは啓蒙思想の欠如だと思います。もう一つは戦後70年経ったということです。啓蒙思想とは知識人の考えたことを大衆も共有しようということです。民主主義をはそれを基盤として成り立っていました。近頃は極端な左と右が勢力を伸ばしています。難しい社会の現状を考慮することなく、わかりやすい物語にみんなが反応している訳です。イメージに反応しています。それだけでは政治になりませんので、政治家、政府の負担が増しています。もう一つは70年も経ってしまったということです。一昔の出来事です。戦後の考え方に飽きてしまったのだと思います。人間は常に過去に対する反応で行動します。特に思想はその傾向が顕著です。中国、韓国ではまだ戦後は続いています。他国を大手を振って非難できるということはそれだけ心地よいものなのでしょう。この雰囲気が社会にどう影響を与えるかです。一番影響をうけるのは外交です。中国、韓国との間はどうなるでしょうか。中国が新しいフレームワークを求めているということもあります。東アジアの基盤に関わってきます。あとはマスコミでしょう。雑誌の動静なんかは話したとうりです。僕も老境を迎えたんだなという感慨はあります。50年経つと時代は変わるものです。この新しい社会の動きに参加するわけには行きませんが、フォロウしていきたいと思います。