honto電子書籍ストア - 週刊エコノミスト2013年3／5号/エコノミスト編集部 - 電子書籍

http://honto.jp/ebook/pd_25528995.html

週刊エコノミストのアベノミックス特集を読みました。実に多彩で、いろいろ勉強になりました。常識的批判を加えつつ、歴史的、海外の反響、学問的立場を踏まえ応援的編集でした。マスコミっているのはうまいな。編集長の頭の中でこれができあがったとすると、かなりの素養を持った人の作品だと思った。納得はするのだけれど、不満も。自分で考える材料となるような情報が少なかったような。贅沢の言い過ぎですかね。

　インフレが２％になることは考えにくいとしても、１％を超えたとき長期金利はどうなるだろうか。普通は景気がよくなるのだから、長期金利は上がると思うのが普通ですよね。だけど、資金供給の状態は変わらず供給過剰だと思うんですよね。資金需要がタイトになるというのは考えにくい。そうすると、景気がよくなり国が安定する方向になると判断されるかもしれない。国際市場はプロに独占されていて、ちょっと癖のある市場です。何が起こるかはわかりません。結論、わからない。わからないけど、景気がよくなってインフレ気味にならないかな。