ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

超低金利時代の終わり

超低金利時代の終わり

超低金利時代の終わり

大晦日にこういう本を読むとは変人ですね。国債のスタンダードな解説でした。300円は安い。今後の金利状況は2%程度のインフレが達成され金利もゆっくりと上昇するということでした。業界の人ですからね。僕の印象は21世紀になって世界的に通貨管理制度が変質しつうあると思いました。金余りになってそれを何とか刺激しようとして、無理をしている感じです。金融政策を拡大し、僕にはインフレターゲットも国債買い入れも同じ思想にように思えました。全世界的に行われている傾向で日本の政治家がリフレを言うのも国際的なんだなと見直しました。日本の国債もそういう環境の中にいて、国際の消化を世界市場にゆだねても、今の環境が続く限り大丈夫な気もしました。ただいずれこの環境は破綻するでしょう。そのときは世界的な管理通貨制度の見直しになる気がします。アメリカで金本位制が議論されていますが、アメリカという国はすごいなとも感じました。