ehermesのブログ

インターネット、経済、政治に興味を持っています。

保守について

保守は国家意識が切っても切れない関係だ。愛国心。国を愛する気持ち。帝国主義的な強い国をイメージする。ただ、現在の社会にどう働くのだろう。理念を強いものがあるがどういう社会をつくろうという部分には乏しい。政治的テーマではないのかもしれない。国家という部分で結びついているだけだ。現在の保守のリーダーはその部分をよくわきまえている。21世紀的だとも言える。ファシズムのようにはならない。大多数の政治家が保守を標榜している。若手は保守でなければ政治家になれないようだ。特に自民党に強い。政治家が保有する保守の常識というのが生まれるだろう。マイルド保守かな。マイルド保守は集団的自衛権をどう捉えるのだろう。武力を積極的に使うだろうか。未来に託されたテーマだと思う。今は保守の萌芽を眺めているだけだ。国家がひとつのコミュニティーになって、それ自身として存在する。国家意識、国家主義はカッコとしたものが存在するだろう。それに対向する勢力も強くなるだろう。政治の場をそのせめぎあいとなる。国民国家とは違った意味で国家の持つ意味は強くなる。そういう時代に生きている。